マングローブ紹介

「ヒルギ」とはマングローブのこと。慶佐次湾のヒルギ林は、国指定天然記念物及びやんばる国立公園となっています。

慶佐次湾のヒルギ林

慶佐次湾のマングローブは沖縄本島では最大級、本島で見られる4種類のマングローブ植物のうち3種類が見られ、ヤエヤマヒルギの北限地です。
この貴重な自然を守るため、「慶佐次湾のヒルギ林」として1959年に当時の琉球政府の天然記念物に指定され、1972年に沖縄の復帰と同時に国の天然記念物に指定されました。

また、慶佐次湾のヒルギ林のある東村は、お隣の国頭村、大宜味村と共に「やんばる」地域と呼ばれ、希少種やここだけでしか見られない固有種を含めた多様な動植物が暮らす場所です。
この豊かな自然を守ると同時に、人々が自然にふれあう機会を増やすため、2016年、やんばる国立公園が指定(その後、2018年に区域拡張)されました。

マングローブとは

海岸をよく見ると、満潮の時は海になり、干潮の時には陸地のようになるところがあります。
このような場所のうち、川の河口付近の、真水と海水が混じり合う場所を汽水域と呼んでいます。
マングローブとは、熱帯や亜熱帯地方のこのような汽水域に、海水の塩分濃度に耐えられる樹木がたくさん集まってできる林や森のことをいいます。

マングローブに生える植物は、陸上の植物とは違った形や性質を持っています。
いちばん大きな違いは根です。陸上の植物は水を求めて広く深く地面の中で伸びていますが、マングローブに生える植物は、地面の上でタコの足のようになっていたり、くねくねとシャクトリムシが這うような恰好になっていたり、波形になっていたりします。
また、植物の体の中では外になる塩分を体の外に出したり、吸い込まないようにする性質を持っていると考えられています。

  • 水路沿いに生えるメヒルギ
  • 屈曲膝根をもつオヒルギ
  • 慶佐次が自生の北限となっているヤエヤマヒルギ

公園で見られる3種類のマングローブの見分け方

ヤンバルエクスペリエンス
東村観光推進協議会